発泡スチロールで冷蔵庫制作
ペルチェ素子を使って小型 冷蔵庫を作ってみよう
発泡スチロール 冷蔵庫 作り今回使う道具は食品を入れ、野菜や海産物など送る発泡スチロールを使う、軽くて保温に優れ、自作にはうってつけの物、穴あけに失敗こいたらすぐ次のがあるさ、家族にガラクタ捨てろと言われれば ほいサッサでポイ

今回テスト的に作る冷蔵庫なので今回のデータを基に本物の冷蔵庫を作る予定です
それでは自作 冷蔵庫 製作工程 開始
発泡スチロール 冷蔵庫 断熱処理まずペルチェ素子発熱側で加熱する水枕に保温材を貼ります、大きい保温材がないので小さい物をコツコツ貼り付けますペルチェ素子をすべて囲むように貼り付けます、水枕は今までの実験で最高50℃まで上がるので絶対必要な措置です
保温材完成
発泡スチロール 冷蔵庫 断熱処理下が水枕とヒートシンク、上側白い部品がペルチェ素子、こんな薄い素材でも結構熱の遮断には効果があります
発砲スチロールの冷蔵庫
発泡スチロール 冷蔵庫よく蟹など送る発泡スチロールの底に水枕の大きさ丁度の寸法に穴を空けます細かい穴や隙間には保温材をつめ冷気が逃げないように工作します、結構こんなもんでも役に立ち保温されます
庫内の様子
発泡スチロール 冷蔵庫水枕の上に更に発砲シートを敷きます、最後にペルチェ素子の上にアルミ板を設置、アルミ板がマイナス温度まで下がり氷つくような温度で庫内を冷やす予定
実験&温度測定
発泡スチロール 冷蔵庫手前 青いホースが水枕用 冷却水のホース、右下が電源BOX、発泡スチロールの外側左下角の物体が温度計ペルチェ素子の上にアルミの板を置き、その上に温度計、温度計がペルチェにしっかり密着するように重しのアルミ材が乗ってます、少し離れた場所に箱中の温度計
温度測定
発泡スチロール 冷蔵庫庫内温度のセンサー位置関係
アルミ板の上に温度センサーを置き、重しにアルミの塊をおきます
左側穴からひょっこり出ているセンサーが庫内温度センサーで庫内空間に浮いた状態で測定しております
実験前の温度
発泡スチロール 冷蔵庫 ペルチェ22.6度 室内23.3度まだ電源は入っていないので暖かい状態
下側がペルチェ素子温度
上側が箱内温度
平均23℃の庫内
実験後の温度
発泡スチロール 冷蔵庫 ペルチェ-10.2度 室内16.3度 下側温度計がペルチェ素子温度-10℃まで冷えてますバッチリ冷え冷え
上側が箱内温度16℃って、あれ冷えてない、ペルチェ素子は1分もすればギンギンに冷え、マイナス温度まですぐ到達する事は実験結果から理解していますが、なぜ庫内が10度も下がらないの?、いろいろ調べた結果庫内は密閉状態で空気の流動が無くペルチェの周りの温度は下がるが、庫内全体の温度は下がらない事が判明しました
実験結果から
実験から30分経過のデータがペルチェ自身はマイナス10度(アルミ板上側)まで下がりますが、箱の中が16度と庫内温度が下がりません、ペルチェ素子は冷たいですが、水枕が熱く、その熱が庫内に入り温度が上昇していると思っていましたが全くそうではなく、ペルチェ素子は冷たいのですが、箱の中の空気がかくはんされていないため温度がなかなか下がらない事が判明しました、今度は箱の中の空気をかくはんできるようにファンを付けたいと思います、しかしファンを設置すると庫内が狭くなり、ファンがその他の(食品やジュース)物に当たりファンが止まる場合の対策が必要になってきました、今後の課題ですね
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